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レーシックして視力が良くなった話

投稿日:2月 18, 2021 更新日:

こんにちは!かいりです!
今日は、2年前にレーシックした私が、レーシックをしてみた感想や、視力がどの程度回復したか、生活がどう変わったかなどについて、体験談を中心に話していこうと思います。

レーシックはお金もたくさんかかりますし、失明するんじゃないかという不安からなかなか踏み切れない方もいると思います。そういう人達がレーシックをするかどうか、判断材料になれればいいなと思います。

1. レーシックしようと思ったきっかけ

レーシックしたいと思い始めたきっかけは、父親がレーシックしたことですね。6年程前に父親がレーシックしたのですが、視力が良くなり、特に変な症状も出ていなかったという話をきき、やってみたいと思うようになりました。

しかし、当時は、私もまだ大学生でお金がなかったため、しばらくはコンタクトにしていました。

ただ、やはりコンタクトしていて思っていたのは、けっこう不便な点があるということ。

まず、1日1回コンタクトの着脱があること。これけっこう面倒ですよね・・・。
睡眠時間が足りなかったり、目が疲れていたりすると、コンタクトがうまく入らなかったり、目が痛くなったりするときもあるし、コンタクトを入れるのを失敗しているうちにコンタクトが破れるとかもあって、ストレス溜まるし・・・。

しかも、どこか泊まりに行くときには、コンタクトの洗浄グッズを持っていかないといけない。

なんてめんどくさい!

旅行のときに、荷物がかさばるし、飲み行って急遽誰かの家に泊まることになったときのためにも、日頃から持ち歩かないといけないしで、けっこう嫌でした。

しかも、コンタクトって長期スパンで見ると、けっこうお金かかるんですよね。

それもあって、社会人の2年目で、貯めていたお金を使って、レーシックを受けました。

2. レーシックとは

レーシックの詳しい説明は、他のサイトで見れると思うので、ここでは簡単に伝えますね。

視力の悪い状態とは、角膜が歪んで、ピントが合わなくなっている状況なのですが、レーザー照射により、角膜の歪みを矯正して、ピントを合うようにさせるというものになります。

視力を回復させる手法には、レーシックのほかに、ICLという方法もあります。

これは、コンタクトレンズを眼の中に入れるという方法です。

ICLは、眼の性質上、レーシックができない人と、可逆性を求める人が受けるというかんじですね。

後にも記述しますが、レーシックを実施する際には、あらかじめ、適応検査というものをものを受け、レーシックが受けられる眼であるかを確認してもらいます。そこで、レーシックができないという判断をされるとICLしか方法がないということになります。

また、可逆性というのは、術前に戻れるかどうかという話になります。

ICLは眼の中にコンタクトレンズを入れるだけなので、調子が悪くなってきたり、思っていた結果と異なっていたら、眼の中のコンタクトレンズを外すことで、術前の状態に戻れることができます。つまり、投資信託で言うところの元本保証みたいなものですね。

それに比べて、レーシックは手術をしたら、術前の状態には戻れません。

上記の特徴を鑑みて、怖いからICLを受けるという方もいるようですね。

レーシックにかかる手術は、大抵20万円~50万円です。

同じレーシックでも、使う機械などの違いにより、正確性が変わってくるため、それにより、金額が変わります。

3. レーシック手術前

ここからは私が実際に体験したことを書いていこうと思います。

レーシックの手術前には、説明会と適応検査があります。

説明会は任意参加ですが、適応検査は必須参加です。

説明会は、レーシックとは何か、ICLとは何かという話をしてくれます。ただ、特段わかりやすいわけでもなく、ネットで拾える情報しか提供されません。また、だいたい院の定休日に実施されるため、院内の雰囲気もあまり掴めません。つまり、そんなに行く意味はないです笑

適応検査は、院によって少し異なります。
無料のところもあれば、有料のところもあります。

私は神戸神奈川眼科クリニックと品川近視クリニックで迷っていたため、適応検査はどちらも受けました。

適応検査は、①検査②医師との問診をします。

①検査では、手術できるか(角膜が薄かったらできない)、手術した際に視力が取り戻せるかという観点で、乱視の有無や角膜の厚さなどを検査します。

実際の検査結果がこちらです。

また、特殊な遺伝子を持っている人は、レーシックをした際、アベリーノ角膜変性症という遺伝病になってしまうため、適応検査では、その検査もします。

神戸神奈川眼科は、その検査を目視でしますが、品川クリニックは遺伝子検査で厳密にやります。実際目視のみでわかるので、遺伝子検査までする必要はないです。

では、なぜ品川クリニックが遺伝子検査するのかというと、顧客囲い込み戦略のためです。

品川クリニックの遺伝子検査は、1万円かかりますが、レーシックをする場合、無料になります。そのため、遺伝子検査をさせて、そのままスムーズにレーシックの契約もしたいという話だと思います。

検査が終わったら、医師の人に問診してもらいます。それぞれのレーシックプランの説明と、最適なプランをオススメしてもらいます。
その場で、何か気になったこともきけます。

なお、適応検査をする際には、3日前からコンタクト着用禁止になるので、その点は気をつけて日程を決めましょう。

4. レーシック本番

私は結局、神戸神奈川眼科の「プレミアムアイデザインレーシック」というレーシックを受けました。値段は両目で40万円程度です。

手術の3日前から目薬を1日4回差します。また、適応検査同様、3日前からコンタクトも着用禁止です。

当日は、到着したらまずお会計です。
神戸神奈川は、紹介割引3万円、現金支払割引3千円あるから活用するようにしてください!(カード支払いのほうがポイント含めてお得ならそっちにしてください!)

なお、支払いの際、領収書は必ずもらってください。年間の医療費が10万円以上になった場合、確定申告をすれば、税金が返ってくるのですが、その際に使用します。なお、だいたい年収600万円の人で、医療費40万円だと5万円近く返ってきます。(けっこうでかいですよね??)

支払いが終わったら、手術の準備が始まります。まずは痛み止めを飲み、目の麻酔(目薬)をします。麻酔は全身ではなく、目だけであるため、意識はある状態で手術を受けます。

手術台に呼ばれたら、大きく2つの工程があります。1つは、角膜の上皮にレーザーでフラップ(蓋)を作成する作業。2つ目はフラップをめくった中にレーザーを照射して角膜の歪みを矯正する作業です。

2工程とも、強制的に目は開けられるし、頭の位置も助手みたいな人がおさえてくれるため、レーザーの照射位置がずれることはほぼありません。また、レーザーも眼球の動きなどを分析して、それを加味してレーザーの照射位置を決めているとのことなので、ある程度は動いても大丈夫らしいです。

ただ、動かないのが一番良いことは間違いないので、自分の意志でレーザーに目を向けましょう。

怖くても、後のことを考えて、勇気を持って、向けましょう。

2工程の詳細を伝えると、1つ目の工程では、作業が始まったら、視界が段々暗くなって何も見えなくなります。めっちゃ動揺します。怖くて泣きそうになりました。けど、それでもできるだけ顔の位置は動かさないようにしましょう。

2つ目の工程では、目が焼かれている感じが伝わってきます。段々焦げ臭くなったり、視界が焦げている色(茶色みたいな?)になるなど、五感で体験できます。ここでもかなり怖いですが、私達にできるのは、できるだけ動かないようにすることだけ。精神を強く持ってください。(と言いつつ、私は「こわい、こわい」けっこううるさいタイプでした)

2工程終わったら術後の診察。目を診てもらって大丈夫なら終わり。手術と診察は計5分程度。お会計などの時間を含め、クリニックにいた時間は1時間程度。

ちなみにお医者さんは、「怖くないよ」「力抜いて」など適度に声をかけてくれて、優しかったです。

最後に、術後の注意点をきいて、当日は終わりました。
目薬を1日4回×3種類差す。差す際は5分あける。上まぶたを掴まない。目をこすらない。目を思いっきりつぶらない。という基本的な注意事項とともに、お酒や、ドライブ、入浴、スポーツ、化粧などのその他の注意事項がまとめて記載されている書類ももらいました。

実際にもらった書類と、目薬が以下になります。


5. レーシック後の経過

5.1. 術後、当日

そんなこんなで手術が終わったのですが、すぐには視力は回復しません。手術後すぐは、視界にもやがかかった状態です。
術後20分程度で麻酔が切れ、麻酔が切れた直後から、目がしみるような感じに襲われます。(玉ねぎ切ったときみたいなかんじ)

また、明かりに極端に弱いです。
帰り道の途中で寄ったコンビニでは、明かりが強すぎて立ちくらみ、目が開けられなくなりました。5分程度したらおさまったため、帰宅しました。

家でも、テレビが明るすぎて見れません。電気も暗くし、ひたすら音楽をきくこと位しかできません。

術後3時間程度で、もやがやっとおさまってきます。明かりも少しならつけられるし、テレビも見られるようになりました。ただ、パソコンは最低のメイドにしてもまだまだ眩しかったです。
そのため、私はサングラスかけながらパソコンいじっていました笑
体感ですが、この時点で、視力は0.8程度です。

術後6時間程度で、だいぶ良くなってきます。パソコンも最低明度なら見られる位になり、だいぶ快適になってきます。

そして、その日は寝ました。

5.2. 術後1日目

朝起きたら視界が良好でした。コンタクトをつけているときと同様に見えている。ドライアイもない。痛みもない。

やった!成功だ!るんるんしながら、私は、1日後検診を受けに、再び神戸神奈川眼科に行きました。

1日後検診では、視力検査と、お医者さんの問診があります。
私は視力検査では、左目1.5、右目2.0、両目2.0でした。問診でも特に異常なし。元々裸眼では、左目のほうが少しだけ視力良かったからレーシック後も左目のほうが視力良くなると思ってたので、少し意外でしたね。

その日の夜、街を歩いてみましたが、気が付いたことがありました。光がいつもよりにじむ気がするんですよね。光がいつもよりキラキラしてはっきりと見えないかんじもあります。

術前から調べたり、お医者さんにも言われていたので、知っていましたが、この症状は通称ハログレアと言うみたいです。

ただ、この症状はレーシックを受けただいたいの人に起こるものらしいです。原因としては、手術の際に作成したフラップが完全にくっついていないことが大半らしいです。

つまり、時間の経過と共に、フラップが完全にくっつくようになり、症状は少しずつ改善されるはずのもの。一般的には、数か月~半年程度の期間で落ち着くらしいです。

正直、この状態でも生活に支障はないし、そんなに気になるってわけでもなかったので、そのときは別にいいかなと特に何も気にしていませんでした。

ちなみに、ハログレアは添付のような状態ですね。

5.3. 術後3日目

お風呂に入り始めました。できるだけ目に水が入らないように気を使わないといけませんが、髪も顔も洗えました。

仕事も普段通りにしています。6:30に起きて8:50~20:00までパソコン使って仕事して、24:30頃に寝る生活。睡眠時間もそんなに多くないし、仕事中目を酷使しているが、特に支障はなかったです。

5.4. 術後1週間

術後1週間後の定期検診に行きました。実施することは、1日後検診と同じで、視力検査と医師による診察です。結果は、1日後検診と同じで、左目1.5、右目2.0。医師による診察も異常なしでした。

次の日、川でBBQしました。BBQの煙は目に悪そうだから、ずっとサングラスしてました笑
川にはゴーグルして入りました。軽い飛び込みもしたけど、背面からだったから大丈夫だった。

我ながら目に悪いことしてしまったなと思うけど、特に異常なしで良かったです。(皆さんは真似してはいけません。もう少し安静にしてから色々楽しみましょう)

5.5. 術後2週間

2週間目は、仕事が忙しく、毎日22時まで残業して、目を酷使していましたが、特に異常なかったです。

5.6. 術後半年

だいぶ期間が空きましたが、いつの間にかハログレア現象も全く気にならなくなっていました。(いつからかはわかりません。。。というかけっこう最初からほとんど気にしていなかったです)

この間に、目に違和感を感じたことは全くありません。ドライアイもありませんし、痛みが出たこともないです。

6. レーシックして2年経った今思うこと

まず現在の状況ですが、レーシックから2年経った今でも、特に視力は変わりないです。

現時点では、自信を持ってレーシックすることをオススメできます。

よく「レーシックして世界が変わった」と言う人がいます。
正直、そこまでではないと思うのですが、メリットを感じる場面は多々あります。

そこらへんの、皆さんが知りたい情報を簡単に記載していこうと思います。

6.1. レーシックして感じたメリット

改めて、レーシックして良かったことが、たくさんあるので、列挙していきますね。

  1. 毎日のコンタクトの着脱がなくなった
  2. 寝起きでも活動開始できるようになった
  3. 睡眠不足でも活動できるようになった(前は、コンタクトが入らず、メガネで活動するしかなかった)
  4. 急な泊まりにも対応できるようになった(前は、コンタクト用品をコンビニで買ったりする手間があった)
  5. 泊まりの際にコンタクト用品を持っていかなくてよくなった
  6. 日頃からコンタクトを外せるように、コンタクト用品を持ち歩いていたが、持ち歩かなくてよくなった
  7. 水に入るときでも、コンタクトが落ちることがなくなった
  8. コンタクトを買いに行く手間、眼科の検診などの手間がなくなった
  9. コンタクト用品を買うお金を消費しなくてよくなった

こうやって列挙すると、けっこうありますね!

9は、レーシックする際にお金を払っているので、何とも言えないですが、実は、レーシックする際に、コンタクト用品をずっと買うのと、レーシックするの、どちらが金銭的にお得かを計算したことがあります。

6.2. レーシックとコンタクトの金額比較

付けているコンタクトや、使っている洗浄液にもよるので、一概には言えませんが、15年前後を境に、レーシックのほうが安くなると思います!

計算過程は以下です。

①コンタクト代
 アキュービューオアシス2week 片目3ヶ月分2500円
 ⇒1年20000円
②洗浄液代
 クリアケア1個700円
 ⇒1年5600円
③装着液
 1年3000円
④眼科
 1年2000円

上記の①~④で、1年合計30600円

13年間でだいたい40万円になるので、レーシックの視力が13年間続けば、コンタクトよりもお得ということになります。

これを考えると、レーシックしないという選択肢はないんじゃないかなと思います。

ただ、やっぱり眼の手術ということで、リスクもあるし、抵抗ある人もいると思います。

6.3. レーシックのリスク

詳しいリスクは調べてもらったほうが良いと思いますが、レーシックは、眼の水分が足りなく眼が乾いてしまうドライアイや、光がはっきりと見えずに、ぼやけて見えたり、やたらキラキラして見えるハローグレアや、視力を良くしすぎて、頭が痛かったり、眼精疲労が起こる過矯正という症状が主ですね。

ただ、上記の症状になる確率は、かなり低いです。私が受けた当初に調べた記憶では、1%以下だったと記憶しています。

また、上記の症状は、どれも失明までは行きません。
レーシックの手術の性質上、失明まで行くことはないそうです。

上記のように、レーシックは、確率は低いが、リスクがあるということを理解し、受けてもらうことをオススメします。

6.4. どこでレーシックするか

レーシックすると決めたら、どこでレーシックするかを決めなければいけません。その際に、大事になってくることが、何を判断材料として、決めるか。

参考までに、私の決め方は以下でした。

・レーシックの症例が多くあるところ
・ケアが丁寧なところ(定期健診の有無、何年間は無料、何らかの症状が出た際の対応等)
・サイトに載っている情報が明朗で信頼できるところ(過去に不具合がいたお客さんの割合や、悪い口コミも載せている等)
・実際に適性検査などをした際に、親身に相談に乗ってくれるところ

上記の観点から、私は神戸神奈川クリニックに決めました。


7. まとめ

レーシックする流れは、説明会(任意参加)⇒適応検査(必須参加)⇒手術⇒1日後検診⇒1週間後検診。

レーシックの他にICLという方法もあります。どちらで実施するべきか、リスクも考えて後悔のない選択を!

レーシックは20万~50万円。医療費控除を受けるために、領収書はもらっておくように!

手術後は、1日経てばだいたい見えるようになります。
土日2日間あれば手術できます。
ただし、術前3日間はコンタクトできなかったり、術後数日はお酒禁止などの制限事項もあるため、予定は前もって決めておくように!

レーシック後は、たくさんのメリットを享受できます。また、コンタクトとの金額比較では、15年程度レーシックの視力が続けば、レーシックのほうがお得です。そのため、かなりオススメではありますが、リスクはあるので、そことの折り合いをつけてから、手術を受けましょう!

これで、レーシックに関して、私の伝えたいことは、全部伝えられたかなと思います!
では、皆さん、良いレーシックライフを!

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