こんにちは!かいりです!
今回は私が2020年3月半ばに行った南米旅行についてお話します。
自分でもなかなか稀な経験したなと思うのですが、なんとコロナの影響でペルーに閉じ込められ、転職先の内定取り消しをくらいました。
そのときの話をします。
1. 日本に帰れない!?国境封鎖の発覚!!
国境封鎖に気付いたのは、ナスカからクスコに移動し、マチュピチュに向かうために電車のチケットを買おうとしたときでした。
電車のチケットを買うために、ペルーレイルのオフィスに行ったところ、オフィスが閉まっていました。
おかしいなと思いつつ、扉をノックしたところ、店員さんが出てきてくれました。その店員さんにチケットが買いたい旨を伝えると、店員さんはこう言いました。
「昨日ペルーで緊急事態宣言が出た。今日からマチュピチュは封鎖されたから電車も出ない」
ええええ!!ペルーまで来てマチュピチュ行けないのかよ!!
悲しみに浸っていたら、ふとある考えが私の頭をよぎりました。
緊急事態宣言が出たということは、他にも何か制限されるのでは・・・?
恐る恐る、ペルーの緊急事態宣言を調べると衝撃的なことが書いてありました。
「明日から3/30まで陸・海・空、全ての国境を封鎖する」
な、な、なんだってー!?
確かにもしかしたら国境封鎖が起きるかもしれないと思いながら南米に来た。
けど、まだコロナの感染者は南米でも100人行かない程度、ペルーに至っては、30人程度しかいない・・・!
いくら何でも早すぎないか!?
そう思いながらも、宣言は出てしまったため、変えようがない・・・。
4/1から転職先で働かなければならなかった私は、どうにかして日本に帰らなければなりませんでした。
明日から国境封鎖ということは、今日ならまだ日本に帰れるはずだ!!
そう考えた私は、すぐさまタクシーに乗って、空港に向かいました。
空港周辺に着いて、門まで走りました。
急げ!チケットがなくなる・・・!
門に着いて、空港の敷地内に入ろうとしたその瞬間、外人に声をかけられました。
「Hey! Do you have tickets?」
なに?チケットを持っているか?チケットは持ってないぞ?空港で買う予定だったからな。
「No, I don’t」
「Oh, then you are forbidden to enter here」
な、なにー!?
チケットが無いと、空港に入れないだって!?
周りを見て、ようやく状況を理解しました。
門の周りはこんな状況。

声をかけてきた人は警官。
周りにいる人はチケット難民。
私は事の重大さにようやく気付きました。
こんなにチケット難民がいるということは、ネットでもチケットを取れないのか・・・!?
そう思い、ネットでもチケットを調べてみましたが、予想通り空席はなし・・・!
絶望した私はその後、周りの人にチケット余っていないか聞いたり、どうにかしてチケットを手に入れようと試みましたが、やはりダメでした・・・。
こうして、私はペルーに2週間閉じ込められることが確定してしまいました・・・。
私はその日、4/1から働けるかとても不安になりました。
会社に連絡すべきか、しないべきか・・・。
そのとき、私の脳裏には旅行前の出来事が蘇りました。
それは転職先の人事との会話でした。
私「3月半ばに南米旅行に行きます」
人事「コロナが流行り始めています。まだ南米は流行っていないとはいえ、これから流行る可能性もあります。その場合、国境封鎖で日本に帰れないことも想定されます。まだ弊社の社員ではないため、強制はできないですが、できれば旅行に行かないで欲しいです」
私「・・・わかりました(向こうは仕事だからそう言うしかないよな。黙って行けばいいか)」
そう、私は嘘ついて旅行に行ってしまったのです。
い、言えない・・・!国境封鎖でペルーに閉じ込められたとは言えない・・・!
とりあえず様子を見よう。そう思い、私は考えるのを止め、その日は寝ました。
そうして、何日か放置していました。
2. とうとう転職先へ連絡!!
その日、私は宿にいました。
国境封鎖直後から、日本政府や台湾政府がチャーター便を用意しようとしているという話が出ていたため、私は4/1までに帰れるのでは?それか、4/1でなくても、4/3頃から働けるなら、数日は風邪と言えばごまかせるのではないかと考えていました。
そのこともあり、会社に何も連絡していなかったのですが、日本政府のチャーター便は対応が遅そうだし、台湾便なら早めに日本に帰れそうだけど、その場合アメリカを通るため、2週間の自宅待機が必要になる・・・。
これは、早めに会社に連絡したほうが良いのではないか・・・?
その頃には、移動した宿で日本人や外国人と仲良くのんびり暮らしていて、だいぶ楽観的になっていたことと、同じ宿にいる4月から社会人1年目の友達も、会社に連絡し、親切に対応してもらっているという話をきいたこともあり、私は会社にこのことがバレても大丈夫ではないかと考えるようになっていました。
そんな楽観的な判断をした私は会社の人事宛てに渾身のメールを送りました。
株式会社 〇〇
お世話になっております。
4月から中途入社予定の△△です。
この度は、入社に関する緊急の連絡をさせていただきたくご連絡差し上げました。 というのも、私は現在ペルーにいるのですが、情勢の変化に伴い当面の間日本へ帰国することが 難しくなってしまいました。以前、渡航の報告をした際、渡航を止められたにもかかわらず、ペルーに行ってしまい、大変申し訳ありません。帰国手段と帰国日については後述させていただきますが、4/1の入社式には間に合わないことが想定されます。詳しい事情を以下に説明させていただきたく存じます。以下では基本的にはペルーの現地時間に基づいて記しております。
まず、ペルーの情勢について説明させていただきたく存じます。3月15日20時にビスカラ大統領による国家緊急事態令の発出がありました。これによって、3月16 日23時59分からペルーへの入国及びペルーからの出国が一切禁止されました。これは3月16日から30日の間の15日間にわたってペルー国民及び外国人すべての他の国との間での渡航を禁ずるものです。※ただし、国家の援助を受けているチャーター便のみ運行を認める。 (詳しくは以下をご覧いただければ幸甚です:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ ryojiMailDetail.html?keyCd=81677; https://www.pe.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ 11_000001_00031.html)
次に私自身の事情について説明させていただきたく存じます。3月13日から海外旅行に出ており、1月の旅行計画時点ではペルー、ボリビア、チリの順に15日間周る予定でしたが、日程を短縮してマチュピチュのみ見に行こうと思い、ペルーに3日間滞在し、3/17に飛行機に乗り、3/19に帰国する予定でした。
そのようななか、15日夕方から16日昼にかけて私はペルーのクスコへとバスで移動しておりました。移動が山道で、酔っていたため、道中では情報を確認することができませんでした。ペルーの事態が異常であることに気がついたのは、16日の昼でした。クスコに着き、マチュピチュへ向かう鉄道に乗ろうとした際、警察によって封鎖されていたためです。私はそのときはじめて、大統領によって国家緊急事態令が発令されたこと、それによって ペルーから出国するのが16日のうちでなければ当分は不可能であることを知りました。 私は早急に出国しなければならないと思ったため、急いで空港に向かい、ネットでも航空券が無いか調べました。しかし、既にペルーを出る航空券は全て売り切れており、クスコから出ることができませんでした。
以上のような事情のため、現在クスコのホステルに滞在しております。
次に帰国手段と帰国日についてです。
現在、帰国手段は以下3つあります。
現状では①が一番早く日本に帰れそうであるため、①で帰国する予定ですが、①についてもまだ確定ではないため、帰国日が決まり次第、早急にお伝えします。
①台湾のチャーター機で帰国
台湾のチャーター機に乗り合わせで乗ることが可能とのことです。3/27頃(正確な日程は未定)に出るが、アメリカ経由であるため、帰国後14日間の自宅待機が必要。(アメリカを経由する場合、帰国後の自宅待機が必要)
②日本のチャーター機で帰国
日程は未定(台湾よりも日程は遅くなる、かつ、本当に出るかわからない)
また、帰国後の自宅待機が必要かは不明(日本大使館に問い合わせ中)
③3/31の国境封鎖解除を待って、メキシコ経由で帰国
この場合、4/3に帰国予定です。メキシコ経由の場合、自宅待機は現時点では必要ありません。ただし、3/31に国境封鎖が解除されず、国境封鎖が延長される恐れもあります。
渡航を止められていたにもかかわらず、また一社会人として危機管理能力を欠いていたため業務に支障をきたしてしまうことになってしまい、誠に申し訳ございません。
可能な限り早急に帰国し、人一倍業務に励むことでしかこの度の不手際を挽回することはできないと思っております。入社前からご迷惑をおかけすることとなり、心からのお詫びを申し上げます。厚かましいお願いと存じますが、どうかこのような事情にあたりご容赦をいただき、試用期間において私の貴社への誠意をお見せする機会をいただけますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
ちなみに、文中に旅行日程を短縮した旨の記載がありますが、それは真っ赤な嘘です。笑
少しでも印象良く見られたい一心で綴りました。
こうして、渾身のメールを送ったのですが・・・
なんと、転職先から返信が帰ってくることはありませんでした。
代わりに転職エージェントからメールが来ました。
私は転職する際、エージェントを利用して転職を行っていましたが、転職先の会社を紹介してくれたエージェントからメールが来たのです。
内容は以下でした。
〇〇様
お世話になっております。△△です。
表題の件でご連絡させて頂きました。□□社よりペルーにご旅行に行かれ、帰国できていない状況とのことで確認のためご連絡をさせて頂きました。
(□□社に送付頂いた内容は転送頂き拝見させて頂きましたので現状はある程度把握させて頂いております。)こちら大丈夫でしょうか?
ご体調等もお気をつけくださいませ。また今後状況のアップデートや□□社とのやり取りが発生致しましたら必ず弊社にも共有のご連絡を頂戴できますと幸いです。
(そちらのほうが企業様とスムーズに連携が可能です)企業担当が現在外出中のため企業様からの最新情報がアップデート出来ておりませんがわかり次第こちらからもご連絡をさせて頂きます。
お忙しいところ申し訳ありませんが何卒宜しくお願い致します。
エージェントさんは優しいのう・・・!
体調も気遣ってくれてるし、雰囲気的には大丈夫そうだろ!
けど、転職先から直接返事が来ないのは少し気になるな・・・
くらいに楽観的に構えていたのも、束の間、2時間後に再び転職エージェントから、私を絶望させるメールが届きました。
〇〇様
お世話になっております。△△です。
五月雨式のご連絡になり申し訳ありません。□□社より4月1日の入社に関しては『一旦なし』とのことでご連絡を頂きました。
今後の対応に関しては企業様のほうで話合いがもたれているようですが、今回の〇〇様の行動に対して、社会人としての不信感や不安はやはりあるようです。今までこのようなケース(海外からの出国不可)ではないものの入社予定日に入社出来ない場合は『契約不履行』となり、『内定取り消し』になるケースが多いです。
弊社としては内定取り消しを防ぐためにも、まずは今回の経緯と反省を込めて企業様への謝罪文を書いて頂き企業様にお渡しし出来ればと考えております。
ただ手紙等は難しいと思いますので、こちらのメール返信で良いので頂けますと幸いです。
お忙しいところ申し訳ありませんが何卒宜しくお願い致します。
ふぁっ!?!?
急転直下!!!
なんと4/1の入社が一旦なしになった!?!?
おいおいおい、冗談きついぜ。
思い出されるのは、前の会社を退職する際に行った挨拶。
普通、メールでの挨拶には、次の会社名などは出さないのが一般的でしたが、私は、他の人も転職先がどこか知りたいだろうと考え、あえて転職先の会社名も記載し、「私は□□社で~の仕事をします」と記述しました。
また、部署の人達にも直接そのようなことを伝え、「□□社の事業の事、気になるからまた飲んだ時、教えろよー!」と言われていました。
そのように、私は次の会社名を伝えた上で退職したが、結果はどうだ。
このままでは、入社することなくクビになってしまう。
「□□社どうよ?」「入社する前にクビになったわ」
ってダサすぎません!?!?
そんな悲しい事態は避けたい・・・!
現実に戻った私は、再度メールの文末に目を通しました。
「企業様への謝罪文を書いて頂き」
ほう、なるほど。謝罪文。
まだ入社してない俺が謝罪文を書くのか・・・!
私は、自嘲気味に笑いながら、やけくそで謝罪文を仕上げました。
エージェントさんと相談しながら作成できた謝罪文がこちらです。
渡航に至った経緯とお詫び
お世話になっております。4月から中途入社予定の〇〇です。
この度は貴社にご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ございませんでした。
現在、私の対応について協議中かと存じますが、本文では、渡航を止められたにもかかわらず渡航を決行してしまった理由と、それに対する反省、ならびに今後の行動について記述させてください。〇渡航するに至った経緯
今回旅行するにあたって、貴社に連絡を入れた際、渡航を控えるようにご指摘頂いたにも関わらず、渡航を決行してしまったこと、大変申し訳ございません。以下3点を理由に、渡航を控えるように要請されたと認識しています。
・飛行機という密閉空間の中で、コロナウイルス保持者がいた場合、コロナウイルスにかかる可能性がある。
・旅行先にてコロナウイルスにかかる可能性がある。
・旅行先にて幽閉、または自宅待機になる可能性がある。
上記理由から渡航を控えるようにお伝え頂きましたが以下理由から渡航可能と独自で判断をしてしまいました。
〇渡航可能と判断してしまった理由
・各国の感染者数は旅行出発時点では一桁
・感染者数の伸び方も爆発的ではない
・チリのみ日本からの旅行客は自宅待機を推奨(義務ではない)
・他の南米諸国も同様の状況
・飛行機の中は密閉空間ではなく、常に喚起されているため、感染リスクは低い
このような状況から私は、元々15日間の予定を5日間に短縮すれば恐らく帰れるであろうという判断をしました。
また、格安航空を使っていることもあり、航空券のキャンセルができず、現地での快速電車、マチュピチュへの入場代等も踏まえて、行かないのはもったいないという思いと、計画段階にてマチュピチュのことを調べるうちにどうしてもマチュピチュに行きたいという思いが膨らんでいたことも上記の判断をしてしまった理由です。
以上が渡航に至った経緯です。
〇本事象に対する反省と今後の行動
今回の事象に対する反省としては、3点あると考えています。
1.貴社の指示に背いてしまったこと
2.優先順位を誤ってしまったこと
3.リスクを軽視してしまったこと1については、弁明のしようがなく、大変申し訳なく思っております。本当に申し訳ございません。おそらく、仕事でも本事象のように、指示に背いて勝手なことをするのではないかと思われてしまっているとは存じますが、そのようなことは決してありません。前社の××社に問い合わせていただいても構いませんが、仕事をする上で指示に背いて勝手なことをした経験はございません。また、今後もそのようなことをするつもりはございません。しっかりと報連相を徹底します。
2は、旅行と、今後の社会人生活どちらが大事か、今しなければならないことは何なのかという優先順位付けが誤っていたという意味です。目先の楽しさに飛びついて、優先順位付けが誤っていました。今後は冷静に優先順位をつけて、今何をすべきかを常に考えられる人間になりたいと思います。
3は、国境封鎖のリスクを軽視していたことという意味です。リスクの対応をする際には、重要度と発生確率を考えますが、今回の国境封鎖は、発生確率は低いですが、重要度は極めて高いものでした。発生確率だけを考え、リスクを軽視してしまいました。今後はリスクと冷静に向き合って仕事をしたいと思います。
〇最後に
本事象について、心からのお詫びを申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。
現在、私の対応について協議中かと存じます。大変厚かましいお願いかと存じますが、どうか本事象に対してご容赦をいただき、仕事の場にて、私の貴社への誠意をお見せする機会をいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
最後になりますが、本当に申し訳ございませんでした。
重ねて言いますが、旅行日程が5日間というのは真っ赤な嘘です。
いや、ほんとに27歳にもなって反省文書くなんてって感じですよね。
(と言いつつ、前社でも26歳の頃に、酔っぱらって社員証をなくし、反省文と顛末書を書きましたが・・・笑)
その後も、エージェントさんとのやり取りはしていましたが、反省文の甲斐なく、私の処分は審議中という状態は変わらず、日が過ぎていきました。
そうして、私は台湾のチャーター便を利用し、アメリカ経由で日本に帰ったのでした。
3. 日本に帰ってから・・・
結局、日本に帰れたのは3/30でした。
ただ、想定通り2週間の自宅待機が必要でした。
つまり、働けるのは、4/14から・・・。
現状を整理すると、4/1の入社は一旦なしになっており、転職先では、現在私の処分を審議中。日本に帰ってきてから、面談の時間を設けたいと言われていました。
そのため、私は日本に帰ってきたことと、2週間の自宅待機が必要であることをエージェントさんに伝えました。(依然として、転職先からメールは来なく、エージェントさんを介してやりとりしていました)
2週間の自宅待機が必要ということで、面談は自宅待機が終了してからという話になりました。
ほう、面談なんてzoomとかでできるのに、なんでしないんだろう・・・と思いつつ、指示に従い自宅待機をしていました。
4. 自宅待機の末に、とうとう面談!?
2週間の自宅待機を終え、私は再度エージェントさんに連絡しました。
これで、やっと面談ができる!!と思いながら、連絡を待っていたらエージェントさんから電話が来ました。
私は緊張しながら、電話に出ました。
エージェント「お世話になっております。エージェントの〇〇です。自宅待機が終わったとのことで、今後の対応を転職先からお聞きしましたので、お伝えします」
私「はい・・・。(ドキドキドキ)」
エージェント「元々△△さんが入る予定だったポジションはどうしても4/1に必要だったとのことで、既に代わりを立ててしまったようです。そのため、そのポジションには就けません。代わりに~というポジションはどうかという話が来ています。ただし、そのポジションを希望する場合は、再度面接を1回だけしていただきます。書類審査はありませんが、もちろん不合格になる場合もあります。どうしますか?」
ほう、体良く内定取り消ししたいという意図が透けて見える・・・。しかも代わりのポジションは元々の私の希望とは全く異なる・・・。それでは転職する意味が全くない・・・。
私「打診されているポジションは、私の希望と異なります。また、再度面接をするなら、他の会社を受けるのと同じですよね。それなら辞退させていただきます」
ただ、この時点で、皆さん違和感覚えますよね?
「4/1にどうしても必要だったから代わりを立てた」?
そんな話今まで全くなかったやん。ずっと俺の処分を審議してたわけではないのか?内定取り消しになるのは想定内だから、まあいいが、詳細を知りたいな。
私「4/1時点で代わりを立てたなら、その点について、私に何も連絡がなかったのは、なぜですか?審議中とは何を審議していたのでしょうか?」
エージェント「私達も詳細までは教えられていないんですよね・・・」
あ、これは何を言ってもダメだ。質問するだけ無駄だな。
そう判断して、私は諦めました・・・。
こうして、私は無職になったのでした。
その後、再び転職活動をして、7月から新しい会社で働き始めるのですが、それはまた別の話・・・。
5. 後から振り返ると・・・
今回の内定取り消しは仕方なかったと思うのですが、実は内定取り消しを免れる方法が1つだけあったんですよね・・・。
それは、転職先に何も連絡せず、日本のチャーター便に乗り、4/1から働くことです。
結果論ですが、手配が遅いだろうと思われた日本のチャーター便も、思ったより早く出発され(台湾便の1日後)、それに乗れば日本には3/31に着きました。
こちらも結果論ですが、日本便はメキシコ経由のため、日本帰国後の自宅待機が必要ありませんでした。(メキシコ経由と決まるのもだいぶ遅かった)
以上のことから、転職先に何も連絡せず、日本のチャーター便に乗れば、何食わぬ顔で4/1から働けたわけです。
くうううう。悔やまれる・・・。
まあ、今(2021年1月)から見ると、今の会社は内定取り消しされた会社と比べると、年収が150万もアップしたので、結果的には万々歳だったのかもしれません。(仕事内容は内定取り消しされた会社のほうが良かったかもですが・・・。)
良い経験になったなと思います。
皆さんも、くれぐれも国境封鎖には気をつけてくださいね!
では!